経験記述の部品集 1級・2級 土木施工管理技士試験

土木施工管理技士試験、経験記述の部品集は、
品質管理、工程管理、安全管理、環境保全、建設副産物の出題項目について、
「理由(○○のため)」と「対応処置」に区分した部品集を多数準備しています。

この部品集から自身が体験した施工内容を選び、独自の現場情報を入れれば、
経験記述の解答文の骨格が簡単に出来上がります。

経験記述の部品集の掲載項目/土木施工管理

〔 品質管理 〕
〔 工程管理 〕
〔 安全管理 〕
土 工
・掘削、盛土、埋戻し
・調査、観測
・工事用道路
基礎工
・排水対策、湧水対策
・軟弱地盤対策
・地盤改良、置換え
・基礎杭、アースドリル
コンクリート
・材料、種類
・プラント工場
・運搬、配合
・打込み、養生
・脱型の時期
・テストピース、ジャンカ
・コールドジョイント
・ひび割れ、クラック
・仕上げ
鉄筋工
・かぶり、養生、継手
・内部欠陥
舗装工
・プラント、運搬
・温度管理、舗設
下水道
・推進工、管材料
塗装工
品質管理の方法
・施工要領書、熟練工
・チェック、その他
土 工
・掘削、埋戻し、残土
・運搬、搬入出
・工事用道路
コンクリート工事
・コンクリート工
・温度対策、型枠、砕石
一般工事
・気象、気候、時間、時期
・作業員の増員
・班編成、配置
・機材の増加、並行作業
・手戻り、手直し
・ネットワーク工程表
・バーチャート工程表
・フロート
・クリティカルパス
・工程会議、打合せ、協議
・教育、指導
・調査、確認、チェック
・工程調整
土 工
交通事故、車両事故
・交通事故、接触事故
・車両事故
関連工事
機械災害、器具災害
安全活動、教育
・安全活動、安全教育
・新規入場者教育
墜落事故、転落事故
飛来事故、落下事故
感 電
酸素欠乏
火 災


〔 環境保全 〕
〔 建設副産物 〕
・地球温暖化
・熱帯林の減少
・水質汚染、濁水対策
・地下水処理
・大気汚染、粉塵対策
・資源の枯渇
・環境負荷の低減
・騒音対策、振動対策
・廃棄物の処置対策
・コンクリート塊
・アスファルト塊
・建設発生土
・建設汚泥
・建設発生木材
・型 枠
・金属くず
・その他の副産物
・ゴミ処理


引き続き、土木施工管理技士試験、経験記述の部品集を紹介いたします。
このページに掲載している、部品集のサンプルは、ほんの一部です。
全ての部品集は、支援ツールを申込み後、ダウンロードして、ご確認ください。

品質管理/サンプル部品集

盛土・埋戻し

○○のため 部品集

○埋戻・盛土による、路床部の安定を図り、強度を確保するため
○現場発生土は、高含水比であり、無処理では盛土材として不適当であったため
○安定したトラフィカビリティーを確保するため
○盛土工法の決定と、盛土の締固めの管理が必要であったため

○コーン指数が3~4と、トラフィカビリティーの確保が困難であったため
○飽和度、空気間隙率の管理基準値をクリアするための施工方法を検討するため
○盛土材、搬入条件、雨水処理などの問題点を解決し、盛土の品質を確保するため
○設計時調査に比べて、盛土材料のばらつきが大きく、細粒分含有率が00%も高いことが判明したため

対応処置 部品集

○盛土部は、構造物沿の各層の仕上り厚さが、00cm程度となるように薄層に敷き均した
○狭い構造物の間は、砕石で埋戻し、タンパで十分締め固めた
○タイヤローラ、マカダムローラで十分締め固めを行い、最大乾燥密度00%を確保した
○振動ローラーで念入りに転圧を行い、強固な路床部を形成した

○中詰材は、運搬能力などを考慮して、山砂を選定した
○所要の単位体積重量を湿潤状態において試験した後、その性状を確認した
○シルト分以下の細粒含有率00%以下を確認するため、粒度試験を行い品質を確認した
○現場での中詰材の施工は、目視により異物の有無、最大粒径を確認した

軟弱地盤対策

○○のため 部品集

○現地は、表層部に00m程度の軟弱層を有する地盤状況であったため
○軟弱地盤における開削工法の検討が必要であったため
○地質は、N値00~00の粘土質シルト、粘性土で、地下水位GL-00mの軟弱地盤であったため
○地盤が予想以上に軟弱で、掘削時に重機が自沈する危険があったため

○基礎工と将来建設予定の躯体とのクリアランスは00cmであったため
○軟弱地盤下において、側圧による掘削断面拡大の防止対策が求められたため
○打設したコンクリートが軟弱土中にもぐり込み、出来形が著しく不良であったため
○軟弱地盤の沈下量と擁壁の水平変位に着目して、品質管理を行う必要があったため

対応処置 部品集

○購入土の山砂は、軟弱地盤対策として、重機のトラフィカビリティを確保した
○軟弱地盤中の速やかな排水、上載荷重の分散を目的として、サンドマットを採用した
○締固めにおいては、最大乾燥密度が00%以上となるよう、0,000m3毎に検査を行い管理した
○試験施工時には、重機走行による適正強度を確認し、現場での発現強度の測定を行った

○固化材の最適添加量を決定するため、室内試験を行った
○湿地ブルドーザのトラフィカビリティーを考慮した
○現場配合については、材令00日で、コーン指数00kgf/cm2以上になる量を設定した
○試験盛土を行い、発生土の敷きならし、セメントの散布、撹挫、転圧の最適施工機械の選定など、それぞれの施工方法を立案した

工程管理/サンプル部品集

運搬・搬入搬出

○○のため 部品集

○現場へは4tダンプトラックしか出入できないため、一日の残土搬出量が限定されていた
○バックホウによる積込に、相当量の日数を要することが予測された
○残土搬出に使用する25tクレーンは、県道に設置して作業する必要があった
○10tダンプトラック等の走行が困難となり、使用資材の搬入に支障をきたしたため

対応処置 部品集

○現場付近の空地を借用し、新たな資材・骨材仮置場として、運搬時間を短縮した
○鉄板を敷き直して、運搬車の走行速度を上げることで、作業能率を向上させた
○車輛の運搬路には、鉄板を敷き直し、待機場所を設置した
○ケーブルクレーンを追加して、資材運搬の効率化を図った

○当初の10tダンプから32t級の大型ダンプに使用変更し、ダンプワークを向上させた
○ダンプトラックの回転場所には、斜面からの転落防止のためのH形鋼を土中に打ち込み、転落防止棚を設置した
○ダンプトラックのトラフィカビリティーを確保するため、栗石とクラッシャーランを敷き転圧を行った
○搬入ヤードと残土の搬出ヤードを南北に分けることにより、日進量の向上を図った

工程調整

○○のため 部品集

○最も工程のかかる構造物築造の工程を短縮するため
○限られた条件の工事において、的確・綿密な工程管理を行い、工期を短縮するため
○増水や、厳冬期の施工といった状況下での、的確な工程計画が求められたため
○工程の遅れを出さないため、施工性を考慮する必要があった

○仮設を設けたために作業幅は0.0mと狭く、ダンプトラックの離合が困難な状態にあったため
○電力通信、ガス管、給水管、排水管等の重要ケーブルが埋設されている可能性があったため
○発注者の要望により、大幅な設計変更になったため
○施工図、製作図の入念なチェックを求められたため

対応処置 部品集

○工事が終わった所から後追いで作業できるように、随時タイムスケジュールを調整した
○現場をブロックで分割し、工種間で作業が重複しないように調整した
○特定工事の作業を重点的に工程調整した
○工程計画との調整、弾力的な管理運営を行った

○関連他工事との工程調整を綿密にして、機動力を発揮した
○各作業間の取り合い調整により、作業効率を向上させた
○関連他業者との円滑な、取合い調整を行った
○工事の完了箇所から、随時後続施工を始め、工程の短縮を図った

安全管理/サンプル部品集

関連工事

○○のため 部品集

○関連他工事との重複作業のため、作業員の自主性・創造性を引き出す安全対策に留意した
○盛土の施工と、構造物の築造の並行作業であり、安全性が求められたため
○狭あいな場所での他業者との同時作業であったため

○他工事との輻輳作業であり、上下作業が頻繁になる作業であったため
○関連他工事の仕上工程との調整作業であったため
○他工事との共同作業の重要性を認識し、連携強化に基づく安全対策が求められていたため

対応処置 部品集

○他工事や関連他作業との上下作業を回避する工程計画とした
○安全協議会にて、関連他工事と輻輳する工程を調整し、詳細工程表を作成した
○他工事の総合工程表との照合により、上下作業や輻輳作業を回避する作業調整を実施した
○工程進捗状況により変わる、輻輳箇所を作業者に周知徹底した

○関連他業者と打ち合せを行い、作業調整をして輻輳する作業を回避した
○輻輳作業時の監視や、協力の枠組み作りの明確化を図った
○発注者、関連施工業者からなる連絡会議を常設し、必要な情報交換を行った
○関連他業者の現場代理人と工程表に基づき、綿密な打ち合わせを実施した

安全活動

○○のため 部品集

○現場馴れからくる油断や小さなミスを防止するため
○小さなミスの繰り返しによる大事故の発生防止のため
○現場慣れからくる安全意識のゆるみや、作業のマンネり状態による事故防止のため
○マンネリ作業の防止と、作業員の安全意識の高揚を図るため

○綿密な工程調整を行い、労働災害を防止するため
○作業調整、協力体制の確立による労働災害防止のため
○作業調整に重点を置くとともに、作業員の安全作業への取組みを強化するため
○労働災害の発生、工事の遅延など、多大な損害を防止するため

対応処置 部品集

○安全朝礼にツールボックスミーティングを実施することで、注意不足によるミスの防止、危険箇所の明確化、安全基本動作の総チェックに努めた
○作業開始前にKY(危険予知)活動等を行って、その日の作業に伴って想定される危険有害性とその対策について周知徹底した
○その日の作業の開始前に、予定されている作業について関係者で手順の確認を行った
○随時現場を巡回して、作業の実態の把握と必要な指示を行った

○事業計画書の事前提出により、安全管理体制を明確にして、立会時等に確認した
○警報音と監視員からの連絡・合図により、作業員への伝達・注意を周知徹底した
○資材管理にチェツクシートを作成し、1日の作業開始時と終了時の点検を徹底した
○作業開始前に作業場の仮設物の点検、安全帯の使用を徹底指示した

環境保全/サンプル部品集

大気汚染・粉塵対策

留意事項、処置対策

○コピーの裏面の使用、アイドリングの停止、環境対応建設機械の使用、現場内の緑化などに努めた。
○建設機械については、排気ガス対策ずみ、排ガス対応型の重機を使用した。
○工事現場に入るすべての車両のアイドリングをストップさせ、大気中のCO2を減らした。
○現場での重機・車両のアイドリングストップを関係者に教育し、その効果を現場にて確認した。

○掘削土置き場では、強風時に粉塵等の巻き上げが懸念されたため、基礎工事における近隣地への保全措置を検討した。
○粉塵対策として、一時的に大面積の掘削箇所が発生しないよう工事計画の最適化を検討した。
○掘削箇所について、掘削面の保護、掘削土の飛散防止等の保全措置について検討した。
○建設重機の稼動について、硫黄分や窒素分の少ない良質燃料を使用する建設車両使用について検討した。

水質汚染・濁水対策

留意事項、処置対策

○現場内処理水は、砂利、砂層などの所定フィルター層にて処理し、沈殿池を設置した。
○現場内で発生した汚水をそのまま下水に放流せずに、浄化ピットにて浄化した。
○降雨時に土砂が、掘削土置き場から周辺排水路などに流出しないよう、調整池・仮設沈砂池を設置した。
○地下の掘削作業で発生する湧水の排水について、湧水の水質に応じ適切な水処理施設を設置する計画とした。

○地下湧水の水質が良好な場合には、場内散水等に直接利用することとし、放出量を低減できる排出方法について検討した。
○地下掘削で発生する濁水、酸性やアルカリ性廃液に対して、適切な水処理施設の設置など、保全措置を検討した。
○排水の水質に応じて適切な水処理を計画し、モニタリングによって水質を確認した後に放出を行った。
○工事に発生した濁水の拡散を抑制するため、濁水の発生が少ない工法を検討し、汚濁防止膜、汚濁防止フェンスを設置した。

建設副産物/サンプル部品集

建設発生木材

留意事項、処置対策

○養生紙をプラスチックダンポールに変更し、他の現場で再使用した。
○小さくカットして木材チップにし燃料として使用した。
○現場内に繁茂していた孟宗竹の処理について、一部は切断して竹柵として利用した。枝葉は竹粗朶にして現場沈砂池の濁水濾過材として活用した。
○立木をチップ化して、根幹部はパルプ材として、枝葉部は法面緑化基盤材料として、有効活用することを検討した。

○細粒チップを堆肥に加工する場合は自然発酵で2~3年必要になる。加工時に、腐熟促進剤を添加することにより2~3ヶ月で完全腐熟し、腐臭も発生しない新技術の導入についても検討を行った。
○工事現場で発生する伐採木等の枝葉・根株約0,000m3をチップ化した。
○チップ材を、法面の緑化材、マルチング材、堆肥、牛舎の敷藁などに有効利用する方法について検討した。
○伐採した樹木をチップ化し、法面の植生基盤材として有効活用を図った。

結果評価

○新工法の採用により、伐採木や発生土を現場外へ搬出させることなく現地で使用することができ、周辺植生と調和した緑化復元を図ることができた。

建設発生土

留意事項、処置対策

○基礎掘削により発生した土砂は、敷地に余裕があったので一時貯蔵し、交通量の少ない日に搬出した。
○地業工事の際に発生した残土を当建設敷地内に埋戻し、工事まで仮置きした。
○現場で杭工事から発生した建設汚泥を、天日乾燥させる計画、セメント系固化剤により改良を行う計画を立案し、発注者の承認を得て、場内で埋戻し材として使用した。
○現場で発生した残土は、社内の情報共有システムを活用し、他現場で利用するよう促進した。

○建設発生土情報交換システムを使用して、土砂の搬出先を選定した。
○埋戻し土は発生土を場内に仮置きして再利用した。ストック場所を確保するために、現場事務所は隣地を借りて設置した。
○建設発生土の搬出にあたり、再生資源利用促進計画を作成し、再利用を推進した。
○建設発生土に関する情報を広く周辺現場へ周知し、他の建設現場での利用を促進した。

結果評価

○トラックの輸送コストが減ったこと、交通量の少ない日に搬送することにより、安全に輸送できた。
○仮置きすることにより、残土処分費用の軽減、工期を短縮することができた。
○建設廃棄物として埋立処分場へ搬出せず、場内にて再利用することで、コスト面、環境面で非常に有効であった。
○残土搬出車両が少なくすんだことで、近隣からの苦情や交通障害もなく、工程も予定より00日間が短縮できた。

部品集を活用した、解答文の作成方法

部品集を活用した、解答文の作成方法を紹介します。
解答文は、「安全管理」の、テーマ「橋梁工の高所作業・夜間作業」対策とします。

まず、(1)(2)(3)の項目について、下記のような「橋梁工」「高所作業・夜間作業」対策の文章を、部品集から集めてきます。

(1) 留意した技術的課題
〇T県発注の道路建設工事において、鋼橋脚99基を架設した
〇橋脚の高さが約99~99mであった
〇高所での作業量が多かった
〇施工場所が交通量の多い道路上であった
〇夜間に工事を行う必要があった
〇以上の理由から、ABC事故の防止とDEF災害の防止が、本工事における安全管理上の重要な課題となった

(2) 検討した理由と内容
〇ABC工事中の事故防止対策として、以下の点について検討した
〇ABCなどの架設機械を、安全に設置するため施工計画書を作成した
〇架設設備については、載荷前に確認する点検項目を検討した
〇ABCの施工について、地上でセットしたものをクレーンでつり上げて施工する安全手順について検討を行った
〇ABCの架設において、上下同時作業を回避する工程調整を検討した
〇接触を防止するため、ABC作業の方法、落下物の監視や通行車両の誘導など、安全対策の検討を行った
〇以上の検討により、ABC災害防止のため、次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
〇作業開始前に作業場の架設設備を点検した
〇全員による当日の作業内容を確認した
〇危険予知訓練を実施した
〇安全帯の使用を徹底した
〇足場を地上でセットして、高所での作業量を減らした
〇足場の両側に、安全ネットを設置した
〇作業場の照明は十分な照度を確保し、死角のないように管理した
〇安全棚を設置して、接触を防止した
〇ガードマンを配置し、落下物の監視と通行車両を誘導した
〇以上の対応処置により、ABCによる事故やDEF災害もなく、工事は無事完了した

部品集から集めてきた(1)(2)(3)の項目の文章を、下記の「太字」ように編集して書き換えると、独自の解答文を簡単に作成することができます。

(1) 留意した技術的課題
 T県道路公社発注のSバイパスとR高速道路を結ぶ自動車専用道路建設工事において、鋼橋脚6基を架設した。
 橋脚の高さが約8~10mであったため、高所での作業量が多く、また、施工場所が常時交通量の多い道路上であり、夜間に架設工事を行う必要があった。
 以上の理由から、墜落事故防止と夜間の第三者災害防止が、本工事における安全管理上の重要な課題となった。

(2) 検討した理由と内容
 橋脚の架設工事中の事故防止対策として、以下の点について検討した。
①移動式クレーン・ベント、送り出し装置などの架設機械を、安全に設置するため施工計画書を作成した。架設設備については、載荷前に確認する点検項目を検討した。
②横梁添接部の施工について、地上でセットしたものをクレーンでつり上げて施工する安全手順について検討を行った。
③トラスやアーチ桁の架設において、上下同時作業を回避する工程調整を検討した。
接触を防止するため、交通側と作業区域を分離する方法、落下物の監視や通行車両の誘導など、安全対策の検討を行った。
 以上の検討により、橋脚架設の災害防止のため、次の処置を講じた。

(3) 実施した対応処置
作業開始前に作業場の架設設備の点検、全員による当日の作業内容の確認と危険予知訓練を実施し、安全帯の使用を徹底指示した。
②横梁添接部の足場を地上でセットして、高所での作業量を減らした。
足場の両側に、安全ネットを設置した。
作業場の照明は十分な照度を確保し、死角のないように管理した。
⑤交通側との境界に安全棚を設置して、作業区域と完全に分離し、接触を防止した。
ガードマンを適切に配置し、落下物の監視と通行車両を誘導した。
 以上の対応処置により、墜落による事故や第三者災害もなく、工事は無事完了した。


土木施工管理技士試験の
「経験記述の支援ツール」「実地試験 これだけ項目集」

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「経験記述の支援ツール」「第二次検定 実地試験」 ▼


1級土木施工管理技士は、全国建設研修センターが実施する試験に合格することで、河川、道路、橋梁、港湾、鉄道、上下水道といった土木工事の責任者である主任技術者、現場の全体を指揮する監理技術者といった業務内容で管理を行うことができます。

土木施工管理技士の学科試験は他の資格試験と同様に、過去問からの引用問題や、類似問題も多く出題されます。過去問題の条件や数字を1部変えただけの問題を取りこぼさなければ合格に近づくことができます。

2級土木施工管理技士を取得するには、試験日に向けて勉強計画を立てることをお勧めします。実施試験では経験記述の問題が出題されます。経験記述の試験は事前に解答を作成して暗記しておくことがポイントです。経験記述の解答を作成する際、自分ではわからないミスや、うまく採点者に説明を行える文章になってなかったりすることがあるので、他人に添削してもらうとよいでしょう。

土木施工管理技士試験の学科試験に合格すると技士補の資格を取得することができます。2級土木施工管理技士の学科試験であれば、実務経験がない、学生の方でも受験できるので学生でも2級技士補の資格を取得することができます。


土木施工管理技士の学科試験の勉強は過去問やテキストを利用して十分に行いましょう。学科試験の勉強の分野の1部は実施試験でも出題されることになります。学科試験の理解を深めることは実施試験の合格にもつながります。

土木施工管理技士は若い世代だけでなく年配者の方にも取得するメリットの高い資格と言えます。1級土木施工管理技士であれば経営事項審査の際に会社に対し大きく貢献できます。この事から資格保有者は定年後に再雇用されやすいので、資格取得を目指してください。

土木施工管理技士に合格した場合は受験番号が記載された合格通知書が手元に届きます。技士試験に合格したことはこの合格通知書でも証明することができますが、この方法が適用される期間は通知書による通知が行われた日から半年間なので、合格通知書に記載されている申請方法で合格証明書交付申請を必ず行ってください。

2級土木施工管理技士の実地試験は、より実務的な問題が出題される傾向にあります。実際に土木工事の実務に携わっていなければ、正解解答を記述することが難しい問題も出題されています。学科試験の合格率6割程度に比べ、実地試験の合格率は3割程度になるので、十分な試験対策を実施し、できるだけ早い段階から学習することをお勧めします。


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