プロポーザル方式 02/その他の管理技術力の解答例

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プロポーザル方式 02/その他の管理技術力の解答例

問い

 プロポーザル方式について、以下の観点から記述しなさい。
① 業務における建設コンサルタントの選定方式の1つであるプロポーザル方式の意義について、あなたの考え方を述べなさい。
② プロポーザルを作成する時に留意すべき事項について、あなたの専門とする分野において、3点あげて説明しなさい。


解答例

 すべての発注者に統一的に整合をもって、公共工事の入札契約の適正化を図るための公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針が策定され、各発注者においてその取り組みが進められている。
 一方、設計や調査業務といった建設コンサルタントの業務についても、入札契約制度は、既にプロポーザルや公募型の競争入札が従来から導入されているが、平成11年10月に当時の建設省が設計・コンサルタント業務等入札契約問題検討委員会を設置して、入札契約プロセスにおける一層の競争性、透明性の確保を念頭に置き、より技術的な質の高い業務成果を得るため、業務発注等のあり方について検討が行われ、これを受けて中間取りまとめの公表など様々な動きが出てきている。
1.プロポーザル方式の概要と意義
 調達方式選定の考え方として、建設コンサルタント業務の調査・設計の契約に当たっては、調査・設計の内容に照らして技術的な工夫の余地が小さい場合を除き、プロポーザル方式、総合評価落札方式のいずれかの方式を選定することを基本とするとされている。
 プロポーザル方式(総合評価型又は技術者評価型)については、当該業務の内容が技術的に高度なもの又は専門的な技術が要求される業務であり、提出された技術提案に基づいて、仕様を作成するほうが最も優れた成果を期待できる場合は、プロポーザル方式が選定される。
 総合評価型プロポーザル方式においては、業務内容に応じて具体的な取り組み方法の提示を求めるテーマ(特定テーマ)を示し、特定テーマに関する技術提案と当該業務の実施方針の提出を求め、技術的に最適な者を特定する。
 技術者評価型プロポーザル方式においては、当該業務の実施方針の提出を求め、技術的に最適な者を特定する。なお、技術者評価型プロポーザルについては、今後見直しの予定があり、暫定的な位置づけとされている。
2.プロポーザルを作成する上での留意点
(1) 高度な技術、優れた工夫が求められる技術提案
 新技術および特殊な施工方法等の高度な技術または優れた工夫を含む技術提案が求められた場合には、経済性に配慮しつつ、おのおのの提案とそれに要する費用が適切であるかを確認し、最も優れた計画であることを強調した技術提案とする。
 また、このような新技術および特殊な技術提案を行う場合は、当該技術提案を公正な立場から判断できる学識経験者の意見を聴取することも重要である。
(2) 技術的な工夫が小さい一般的な工事の技術提案
 技術的な工夫の余地が小さい一般的な工事においては、施工手順・工期の設定等の妥当性、地形・地質等の地域特性への配慮を踏まえた提案の適切性等の施工計画への配慮を強調した技術提案とする。
 また、品質確認頻度や方法、企業の工事実績・成績、配置予定技術者の経験等の品質管理に配慮した技術提案とする。
(3) 簡易型・標準型など形式別の技術提案
 簡易型では、簡易な設計計画として特定課題を設定せず、発注者が示す仕様に基づき計画する上でどういう点に配慮して設計するか(設計上配慮すべき事項)に留意して、技術提案を行う。また簡易型では、工事の特性から、発注者が示す仕様書通りに設計する上での配慮すべき事項が適切か不適切かが、評価(可か不可か)されることを基本として、技術提案を行う。
 標準型では、技術的難易度評価の結果をもとに、技術提案により更なる品質向上を図る必要のある事項について特定の課題を設定し、技術提案を行う。
                             - 以 上 -


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